1953-08-04 第16回国会 衆議院 地方行政委員会 第29号
従つて県知事なり県の審議会がそういう計画を立てれば、その計画を立てた範囲内において、それを町村は受けて立つことをしなければならないということは、——これはある程度の強制かもしれませんが、しかしそういう規定がないと、完全にはこの目的の遂行は困難であると思います。従つてそういうことは考えられませんか。私はそういう規定がどこかに必要ではないかと思いますが、いかがでありますか。
従つて県知事なり県の審議会がそういう計画を立てれば、その計画を立てた範囲内において、それを町村は受けて立つことをしなければならないということは、——これはある程度の強制かもしれませんが、しかしそういう規定がないと、完全にはこの目的の遂行は困難であると思います。従つてそういうことは考えられませんか。私はそういう規定がどこかに必要ではないかと思いますが、いかがでありますか。
従つて県知事に斡旋委員選考の標準につきましてはそういう趣旨の通達はいたしますけれども、どういうような法律用語を使つていいかという点になりますると、大体現在の法律は、運用に期待いたしまして、学識経験者という言葉を使つておるのが通例でありますので、その例に従つて学識経験者ということを入れたのであります。
○北山委員 もう一つ、ちよつと前の方の、自治法の一部改正の中で、十ページ別表第三の(三の三)の「日本国とアメリカ合衆国との安全保障條約第三條に基く行政協定の実施に伴う土地等の使用等に関する特別措置法」云々という点ですが、これは、その特別措置法の規定によつて、この土地収用というような仕事を、この調達局長の請求によつて県知事が代理執行しなければならぬ。こういう規定だろうと思うのです。
かつまた地方においては、今日教育委員会が教育の行政をとつておつて、県知事は従的関係にある。所管が別であるともいえる。こういうような状態に置かれておりますので、とかく教育事業に対するところの一般的な問題、特にこの災害復旧のごとき問題に対しては、具体的な意味において、私は結果において熱意が足らぬ、こういうことになるように従来から経験を持つております。
或いは出張所を持てないというようなことになつておるのですがその場合、市長が変つて県知事に庁内に事務所を置くというような認可を願わなければならないのか、これが第二点。第三点として、そういうふうに無料でやることによつて、他の個人としてこの業をやつておる者の職業を圧迫するというような問題が起つた場合には、どういうふうに扱つて行くものでしようか、この三点を伺います。
この地方の住民のほとんど大多数の意向に従つて、県知事がそうした通産局長の意見と対立しておつた場合に、最後の決定権を通産局長が持つているといたしますと、やはり相当重大ないろいろな問題を起すと思います。
なお竹内公述人からは、市町村長の申出でしたかによつて県知事が命令して、そうして審査機構をつくつて、そこで審査することがよろしいという発言があつたわけであります。その点について、市町村長が県知事に申請するという順序をとつた方がよいか悪いかということです。
ところが竹内公述人の意見は、後ろであなたもお聞きになつておつたと思いますが、市町村長が第一線の事務を取扱つているから、市町村長の申請によつて県知事がやる方がよい、こういう意見であつたのです。市町村当局としては、市町村長が県知事に申請をして、知事がやる。こういう順序になつた方がよいとお考えになりますか、あるいはそんなことはしない方がよいとお考えになりますか。